常陽銀行のリバースモーゲージ「住活スタイル」を徹底解説!

常陽銀行のリバースモーゲージ リバースモーゲージ

リバースモーゲージとは、一般的には「自宅を担保にお金を借りられて、死んだ後に売却して清算する」というサービスと理解されていますが、常陽銀行が提供している「住活スタイル」は、ちょっと違います。

そこで、この記事では、「住活スタイル」の特徴と、他のリバースモーゲージとの違いについて解説していきます。

1、常陽銀行のリバースモーゲージの特徴

(1)リバースモーゲージの仕組み

普通のリバースモーゲージは、「自宅を担保にお金を借りられて、そのまま住み続けることができる。死んだ後に清算するので、返済の心配が必要ない」という商品です。

図にすると以下のようなイメージになります。

 リバースモーゲージのイメージ

リバースモーゲージの仕組み

 

しかし、常陽銀行のリバースモーゲージは、「使わなくなった自宅を担保にお金を借りて、自宅の賃料収入で返済していく」というタイプのものなのです。

つまり、「自宅に住み続けたい人」ではなく、「有料老人ホームへ移りたい人」「もっとコンパクトな賃貸住まいに移りたい人」が活用するためのローンなのです。

 

これは「移住・住み替え支援機構(JTI)」という社団法人と共同で提供しているサービスで、JTIが家主の代わりに賃貸で募集をして、家賃を徴収します。

移住住み替え支援機構の仕組み

(参考:移住・住み替え支援機構)

その家賃の権利を担保に、道銀がお金を貸してくれる、という仕組みなんですね。

年金を担保にお金を貸す「年金担保ローン」というサービスがありますが、その家賃版だと考えてもらえばいいでしょう。

 

(2)常陽銀行のリバースモーゲージが契約できる条件

常陽銀行のリバースモーゲージは、通常のリバースモーゲージと仕組みも目的も違うため、契約条件もかなり異なります。

常陽銀行
対象年齢20才以上
資金用途自由(事業、投資資金を除く)
融資限度額・10〜5,000万円以内
融資期間35年以内
対象地域茨城県
金利短期プライムレートに連動する変動金利
返済方法毎月返済
保証人相続予定者1名が、連帯保証人として必要

 

つまり、

・今すぐ、まとまったお金が必要

・自宅以外に住む予定

の場合に活用すべきローンと言えます。

 

(3)茨城県内では、他には社会福祉協議会しかない

しかし、茨城県内で「自宅に住み続けながら、お金も借りたい」という場合には、使えないサービスなんですよね。

その場合には、社会福祉協議会のリバースモーゲージが、他の選択肢として考えられます。

詳しくはこちらで解説しています。

社会福祉協議会のリバースモーゲージと民間サービスの違い
この記事では、社会福祉協議会が提供している「不動産担保型生活資金(リバースモーゲージ)」の貸付制度について解説します。 銀行や信金の「リバースモーゲージ」と仕組みは同じなのですが、民間のサービスは「相続人全員の同意が必要」「貸してくれ...

 

2、結論

「住活スタイル」は、一般のリバースモーゲージではなく、「まとまったお金を借りるために、自宅と賃貸に出して返済する仕組み」でした。

一般のリバースモーゲージとは求められるニーズは違いますが、自宅が広すぎるとか、使いにくくなったという方にとっては、ぴったりのサービスでしょう。

リバースモーゲージローン「住活スタイル」:常陽銀行

 

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