SUUMO(スーモ)は、どこまで自宅評価の参考になるのか?

自宅や相続した実家を売ろうと思っても、「いくらで売れるのか?」がわかりにくいので、なかなか計画が立てにくいですよね。

売却代金をあてにして住み替えたい場合などは、なおさら慎重になってしまいますよね。

そこでこの記事では、「SUUMO(スーモ)の物件情報が、どれぐらい自宅の評価の参考になるのか?」を解説しました。

 

結論を言うと、スーモ の物件情報は「売りたい価格」であって「売れた価格」ではないので、けっこう高めの価格しか出てこない傾向にあります。

では、具体的にどのぐらい高いのか? この点についても、ある方法を使うことで調べることができました。

その方法についても解説しましたので、自宅の評価を調べる参考になるはずです。

スーモを活用した不動産価格の調べ方

スーモは、東証1部に上場しているリクルートグループのサービスで、アットホーム、ホームズと並んで大手不動産サイトの1つです。

取扱物件数も多く、中古の戸建てでは、約6万件の物件情報が掲載されています。

 

では、実際にあなたの不動産がどれぐらいで売れそうか、調べてみましょう。今回は中古の戸建てで探したいと思います。

まずは、スーモのトップ画面から、「中古一戸建て」をクリックします。

 

スーモのトップ画面

 

すると、エリアの選択画面になるので、お住いのエリアを選択してください。

 

スーモのエリア選択画面

 

今回は神奈川県の横浜市保土ケ谷区で探しました。

 

スーモの詳細検索画面

 

地域をチェックすると、下に該当件数が出てきます。画面下の中央部分の条件を追加するを押して、細かい条件の選択画面へ移ります。

詳細検索では、駅からの距離が重要

 

SUUMOの物件情報検索

今回の目的は、似た物件の価格を調べることですから、赤ワクで囲んだ

  • 土地面積
  • 建物面積
  • 間取り
  • 駅徒歩分数
  • 築年数(下にスクロールさせると入力できます)

などを入力していきます。

特に駅からの距離は、購入者にとってかなり重要な要素になっています。

全国の市区町村を調べてみると、駅からの距離に応じて、価格水準が安いだけでなく、地価の下落率が大きくなる傾向にありますからね。

ちなみに、駅徒歩分数は、1分=80mで計算します。

このようにして、物件を絞っていったところ、26件の物件が出てきました。

SUUMOでの物件情報検索結果

この中から、ご自分の不動産と似た条件の物件を探していきます。実際にこの26件を1つ1つ見てみたところ、このような結果となりました。

*スマホで見る場合は、横にスライドできます

物件No販売価格徒歩土地面積
建物面積築年数リフォーム㎡単価
㎡単価
単位万円土地建物
13180上星川駅412396362633
22880上星川駅9114105302527
32980保土ヶ谷駅99193373332
46990保土ヶ谷駅9358135302052
52480和田町駅10109102292324
63480保土ヶ谷駅10178109322032
72980保土ヶ谷駅11274109401127
84480上星川駅11206124202236
92850星川駅1214399382029
103680西谷駅13154134272427
115150星川駅13251144212136
124380保土ヶ谷駅15231139211932
134480上星川駅16415118271138
145480東戸塚駅16220115342548
153850上星川駅17123106233136
163480東戸塚駅18132125272628
173880保土ヶ谷駅20157141262528

 

26件出てきましたが、重複が9件あったので物件情報は実質17件でした。

不動産の契約では、1社だけと契約する場合と、複数社との契約を選べます。

複数社と契約すると、各々の業者が同じ物件を不動産サイトに掲載するため、このような重複が起こるんですね。

 

また、土地1㎡の単価で見るよりも、建物1㎡の単価で見た方が、大きなブレがなさそうです。この地域では、建物1㎡あたり33万円前後が平均的な相場のようですね。

築30年前後の物件であれば、100㎡で3,000万円前後で売り出されている、と見ていいでしょう。

「売りたい価格」ではなく、「売れた価格」を調べたい場合

ただし、問題はこのぐらいの価格帯で売りに出されているとわかっても、実際に取引されているのかが気になりますよね。

その際に使えるのが、国土交通省が運営している「土地総合情報システム」です。

 

土地総合情報システムとは?

国土交通省が運営している、不動産価格を調べることができるサービスです。

  • アンケートで集めた不動産の取引価格の情報
  • 公示地価や基準地価

について調べることができます。

 

このサイトを使うと、過去の取引情報の一部を見ることができるのです。

詳しい使い方は、別の記事(土地総合情報システムの使い方とその限界)で解説していますので、そちらを参考にしてもらうとして、上星川の取引データを調べてみると、このような結果が出ました。

<保土ケ谷区 上星川 地区の戸建の取引データ>

横浜市保土ケ谷区上星川地区の不動産取引情報

 

過去1年間に保土ケ谷区 上星川地区では、全部で55件の戸建の取引があったようです(上部赤ワク)。

そのうち6件の取引については、アンケートに答えてくれたおかげで、この土地総合情報システムで見ることができました。

 

平成29年築の物件が3つありますが、これは新築物件でしょう。それ以外の3つを見ると、1500万円〜2800万円まで、価格にも大きく開きがあります。

残りの49件の内容がわからないので、推測するしかありませんが、築30年で建物面積100㎡程度の物件であれば、3,000万円では高すぎるかもしれません。

2,200〜2,500万円前後が実際の取引価格の可能性がありますね。

 

結論

このように、スーモで「売りたい価格」は調べられますが、土地総合情報システムで「実際に売れた価格」と比べてみると、数百万円単位でズレがあったりすることが分かりました。

かと言って、土地総合情報システムでは、15%程度の取引情報しかカバーしていませんので、あとは推測するしかないのが現状です。

 

一括査定を活用すると、もっと詳しい情報が簡単に手に入る

これ以上の精度で調べたい場合には、一括査定サービスの机上査定を活用するのが簡単でしょう。

机上査定とは、実際に自宅を見てもらわずに、築年数や住所、面積などから、不動産会社が持っている取引情報をもとに査定してもらう方法です。

下の記事で、一括査定サービスのその他のメリットや選び方について解説していますので、ご興味のある方はこちらもどうぞ。

 

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