不動産を数百万円高く売りたい人がすべき、たった1つのこと

損しない方法

この記事では、

「多くの人が不動産の売却で、数百万円単位の損をしている」

というアンケート調査から、その理由と対策方法について解説しています。

不動産の取引は、数千万円単位のお金が動きますし、一生に何度もない取引なので、「知らないこと=損」につながります。

ぜひ1度確認して、今後の売却計画に役立ててください。

 

なぜ、不動産の売買で数百万円の損をする人がいるのか?

理由は、「自分の不動産に関する情報」を事前に集めないから。

どんな商売でもそうですが、お客さんが賢くなればボッタクられる可能性も減ります。逆に何も知らなければ高いものを買わされたりしますよね。不動産でも同じことが起こるのです。

 

特に、ネット上で調べられる不動産の情報は、思っている以上に「あやふや」です。

例えば、国や自治体が出している「公示地価」「基準地価」がありますが、公示地価で約2.6万地点、基準地価で2.3万地点しかありません。重複しているところもありますが、ほぼ5万地点しかないのです。

全国にある土地の数は、約8,000万筆ですので、1,600分の1しかカバーしていないのです。

名古屋市の公示地価は、596地点。1区あたり37地点しかない

名古屋市の公示地価の地点数

そのため、本当のところは「いくらで売れるのか?」がわからないのです。

 

実際の取引価格では、公示地価の1〜5割程度の幅がある

実際にこれを確かめる方法があります。

国土交通省が運営している「土地総合情報システム」というサイトでは、不動産取引をした人に対して、「いくらで売ったのか?」をアンケートしています。

回収率は約15%とかなり低くはありますが、実際にいくらで取引されているのか、その一部を確認できるのです。

(参考記事:2分でできる公示地価の調べ方。実際の取引価格とはゼンゼン違う!)

 

例えば、三重県津市の大谷町という地区の公示地価と取引価格を調べた結果

・公示地価:10.7万円/㎡

・実際の取引価格:12〜17万円/㎡

と、公示地価よりも1〜5割も高い価格で取引されていたのです。

 

三重県津市大谷町の公示地価は、10.7万円/㎡

三重県津市大谷町の公示地価

実際の取引では、12〜17万円/㎡(赤枠の④)

不動産取引価格情報検索の検索結果

 

同じく津市の高茶屋という地域の公示地価と取引価格の関係を見ると、

公示地価:4.19万円/㎡

実際の取引:3.6万円/㎡

と約1割安い価格で取引されていました。

このように、公示地価をそのまま信用してしまうと、数百万円単位で価格を勘違いして、安く売ってしまう可能性があるのです。

 

その結果、2割以上の人が100万円以上も値下げして売却している

つまり、自分の不動産の相場価格を知らないために、不動産会社の言いなりになって売却してしまう人が多いのです。

事実、不動産サイト「ホームズ」の調査によると、不動産会社の査定額よりも売れた価格が100万円以上安くなった人は、全体の2割以上もいました。

500万〜1,000万円以上も安く売っている人は、1人や2人ではないのです。

 

100万円以上も値下げして売却している人は、約2割

査定結果と売却額との差

(出典:ホームズ 家を査定相場より高く売れる人、売れない人の差とは?)

 

特に安く売ってしまっている人が多いのは、「1社だけと契約した人」でした。

その理由は、契約した1社からしか情報が入ってこないからです。

他の情報源を持たないため、その業者の言うことを信用するしかなく、結局値下げして売却するハメになっているのです。

 

「1社だけとの契約(専属専任、専任)」では、約4割が値下げして売却している

媒介契約別の売却結果のアンケート

(出典:ホームズ 家を査定相場より高く売れる人、売れない人の差とは?)

*調査結果をもとに、当サイトで再集計した

 

それに比べて、「複数社との契約(一般媒介契約)」では、何社からも情報が入ってくるので、冷静に判断することができます。不必要な値下げをする必要がなく、期待通りの価格で売却できる人が多いのです。

 

高く売りたい人が、一括査定を活用する理由

以上のことからお分かりの通り、複数社から情報を集めることが、高く売るための秘訣です。そして、一括査定を使うメリットはここにあります。

 

不動産会社から、詳しい情報を引き出せる

不動産の取引データは、”個人情報” が含まれるため不動産会社しか見れません。そのため、ネットだけで調べるには限界があります。

先ほど「土地総合情報システム」について触れましたが、全体の取引データの15%程度しかなく、正しい価格を調べるには十分ではありませんでした。

→「3分で図解。土地総合情報システムの使い方とその限界」

 

その点、一括査定を活用すれば、全ての取引データを持っている不動産会社から情報を引き出せます。より正確な価格を知ることができるのです。

 

査定書の内容は、不動産会社によって異なりますが、

  • いくらで売れるか?
  • 売れるまでの期間はどれぐらいか?
  • どんな人が買い手になるのか?
  • 過去の取引事例

など、多くの情報を手に入れることができます。

値下げや、リフォームすべきかどうか、長期戦でのぞむべきか、などの多くの判断を助けてくれますよ。

 

わざわざ来てもらうのが面倒な場合は、机上査定が便利

このように便利な一括査定ではありますが、何社もの不動産会社に来てもらうのが面倒に感じる人もいるでしょう。

そんな場合には、机上査定という査定方法が便利です。メールや簡単な電話のやりとりで、査定額を教えてもらえるのです。

 

机上査定の入力例

 

現地で実際に見ずに過去の似た取引から査定する方法なので、大まかな金額になりますが、周辺の相場を知ることができて参考になるはずです。

机上査定から査定内容と各社の対応を見て、そのうちの2、3社に絞って訪問査定を受けるのが、手間も最小限でスムーズな探し方だと思います。

 

オススメの査定サービス

では、実際にどの一括査定がいいのでしょうか?選ぶポイントは3つあります。

  1. 机上査定が使えること
  2. 参加社数が多いこと
  3. 利用者が多いこと

この3点から、3つのサービスをご紹介します。ご自分の不動産の特徴に合わせて、参考にしてください。

1、ホームズ

 

ホームズの一括査定

・参加社数:1,500社

・利用者数:420万人

・机上査定:可

不動産ポータルサイト「ホームズ」によるサービスです。

東証1部に上場している会社が運営しているため、個人情報の取り扱いや参加企業の審査も厳しくしているので、安心して利用できます。

ホームズの特徴は、詳しい不動産の特徴を事前に不動産会社に伝えることができるため、机上査定でもかなり詳しい査定結果がもらえることです。

 

→→→ホームズで査定するならこちら

 

2、イエウール

イエウール

・参加社数:1,500社

・利用者数:450万人

・机上査定:可

イエウールは、一括査定サービスの中でも参加社数が多いのが特徴です。

そのため、地方や郊外の物件でも査定業者が見つかりやすいというメリットがあります。

→→→イエウールの公式ページはこちら

 

3、イエイ

イエイ

・参加社数:1,000社

・利用者数:400万人

・机上査定:可

イエイは、10年以上の運営実績を持つ老舗で、サポートサービスが充実しているのが特徴です。

例えば、「お断り代行」というサービスでは、業者からの勧誘がしつこいと感じた時に、代わりに断ってくれます。相続や売却時の税金のことなど、メールで相談もできる点も便利ですね。

→→→イエイの公式ページはこちら

 

さいごに:これだけは、やめた方がいいこと

不動産の取引で損する1番多い行動パターンは、

「ギリギリになってから、不動産会社に駆けこむこと」

です。

 

不動産の取引は思っている以上に時間がかかります。

アットホームによるアンケート調査によると、不動産の売却にかかった期間は、

・戸建てで、平均11ヶ月(平均築年数:15年)

・マンションで、平均6ヶ月(平均築年数:12年)

という結果でした。

 

<アンケート調査:不動産の売却にかかる期間>

不動産の売却期間のアンケート調査結果

(出典:アットホーム 中古物件の“売り手”と“買い手”のキモチ調査)

 

売ろうと決めたからといって、すぐに売れるわけではないのです。

 

そのため、なるべく早く売りたいとなった場合に、相場の5〜8割で現金化する「買取」を選ばされてしまう人もいます。

前もって準備をしていなかったために、数百万〜数千万円単位で安く売ってしまうことになるのです。残念すぎますよね。

 

しかし、一括査定を活用すれば、不動産会社からの勧誘のストレスも少なく、詳しい情報を手に入れることができます。

机上査定なら、メールや簡単な電話でのやりとりで済みます。1度確かめてみてはいかがでしょうか?

 

<3社のサービス比較表>

サービス名参加社数利用者数特徴リンク先
ホームズ
1500420万人東証1部の企業が運営。厳しい審査で参加社を選別
イエウール
1500450万人郊外や地方の物件も査定可能
イエイ
1000400万人お断りサービスなどが充実

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